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日本数学教育学会第49 回秋期研究大会 全体講演

タイトル 日本数学教育学会第49 回秋期研究大会 全体講演
プレゼンテーション資料1 リンク
資料提供者 Akihiko Takahashi
日付 2016年10月31日
備考 1990年代後半,日本の授業研究がLesson Studyとして海外に紹介されて以来,20年近くにわたり日本国外,特に算数数学教育の現場で実際に授業研究を行おうとする試みがなされてきた.しかしながら日本で成果をあげてきたと言われる授業研究が,海外の教育現場で児童生徒の学力の向上に寄与したという報告は未だに多くなされていない.
このような海外における授業研究の取り組みを見ると,「日本で行われてきた授業研究が,どのようにして教師の専門性を高め,児童生徒の学力向上に寄与してきたのか」といった疑問がわいてくる.さらに,海外におけるLesson Studyの取り組みを実際に見ると,日本国内で行われている授業研究とLesson Studyとは似て非なるものではないかと思わせられることがしばしば見受けられる.この背景には,授業研究を海外に紹介した海外の研究者達に見いだせなかった,授業研究の本質とも言うべきものが存在するのでは無いだろうか.
本講演では,海外の算数数学教育界が抱える課題と,日本の研究者に向けられている期待,そして,それに応える研究の可能性について,具体的な事例を交えながら提案できればと考えている.

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