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授業研究ラボ「IMPULS」とは
東京学芸大学数学科教育学研究室は,2011年4月より2017年3月までの6ヶ年,文部科学省特別経費(プロジェクト分 -国際的に卓越した教育研究拠点機能の充実-)による「国際算数数学授業改善のための自己向上機能を備えた教員養成システム開発」に取り組んできました。この成果をふまえ,授業研究ラボIMPULS (旧:国際算数数学授業研究プロジェクト)として,国内外の大学における教員養成ならびに,現職教員の研修・研究の一層の充実をはかるための教員養成システムの構築を目指した研究を継続して進めております。
*「国際算数数学授業研究プロジェクト」について
Project IMPULS(International Math-teacher Professionalization Using Lesson Study)
正式名称:国際算数・数学授業改善のための自己向上機能を備えた教員養成システム開発
実施期間:2011年4月~2017年3月(6年間)
※『自己向上機能』とは?
我が国の算数・数学の授業の特異性と優位性がTIMSSビデオスタディーによって世界から注目されています。そして、わが国の学校現場で用いられている授業研究という教員研修のひとつの方法が、日本の算数・数学の授業の優秀性を保証するために重要な役割を果たしていることが明らかとなりました。特に、米国の研究者は、教員集団が自ら授業改善を進めることができるという特徴をとらえ、「自立改善型」という用語でその特徴づけを行いました。言い換えると、ボトムアップで教員研修を行っているのが授業研究であり、その中核に研究授業があるということです。わが国の授業研究が本来持っているボトムアップ型の教員研修の機能が「自己向上機能」を意味します。

一般社団法人 東京学芸大Explayground推進機構
授業研究ラボ IMPULS
※旧東京学芸大学「国際算数数学授業研究プロジェクト」
Email:impuls-lab(a)explayground.com
※(a)を@に置き換えてください。
